愛犬との旅行は、愛犬家にとって楽しみのひとつですよね!今はまだ行ったことがなくても、1回は行ってみたいと思っている方が多いのではないでしょうか。

旅行に行けば、いつもと違った愛犬の様子を見る事ができるかもしれませんね^^

ただ、犬と一緒に旅行に行く際には、人間だけで旅行に行くのとは違う様々な注意点があります。

今回は、犬との旅行の注意点などについて紹介していきたいと思います。旅行を検討している方はぜひチェックしてみてください。

愛犬も一緒に乗れる?交通手段を徹底調査

飛行機、新幹線、バス、車など、今やさまざまな交通手段があり、便利な世の中ですよね。

ただ、愛犬も一緒に乗ることができるのでしょうか?ここで徹底調査します!

飛行機の場合

愛犬との旅行に飛行機を使いたいと思っている人はおられませんか?
飛行機を使う際には注意が必要です。

まず、パグやブルドッグ、ボクサーなどの短吻犬種は利用できないことが多いので、該当する方は気をつけてください。また、短吻犬種でなかったとしても、犬の大きさによって利用できない場合もあるので、料金なども含めて事前に調べておくことが大切です。

飛行機を使う際には、長時間ケージやクレートの中に入っていないといけません。なので、愛犬がケージやクレートの中に長時間いる事が苦手な場合は、事前に慣らしておく必要があります。

どうしても愛犬が慣れないという飼い主さんは、愛犬のために飛行機での移動はやめたほうが良いでしょう。他の移動手段を検討してみてください。

電車や新幹線、バス、タクシーの場合

愛犬を連れて電車や新幹線に乗ることはできますが、リードをつけた状態ではなくケージやクレートの中に入れて乗ることになります。なので、基本的に小型犬や超小型犬は大丈夫ですが、それ以上の大きさの犬の場合は利用できません。小型犬や超小型犬と一緒に電車や新幹線に乗る場合は、「手回り品きっぷ」が必要となります。

ケージやクレートの大きさに規定があり、それがクリアしているかどうかを駅の係員に確認してもらう必要があるので、自動券売機では購入できません。注意してください。時間ギリギリに駅に行くのではなく、時間に余裕を持って行くようにしましょう。

ほか、バスやタクシーも愛犬と一緒に乗車できますが、ケージやクレートに入れる必要があるので、電車や新幹線と同様に中型犬以上の犬種は利用できません。

車の場合


ケージやクレートの中に長時間入ることを嫌がったり、中型犬以上を飼っている方は、車を使っての旅行がおすすめです。

ただ、ここにも注意点があります。愛犬を助手席に乗せる人もいますが、助手席に乗せると運転者が注意散漫になる危険性があり、事故につながってしまう可能性があるので、できるだけ後部座席に座らせましょう。そのほうが愛犬が寝転がるにも広くて良いです。運転の妨げになると見做された場合には、道路交通法違反で罰せられる事もあるので、十分に注意しましょう。

また、犬の中には人のように車酔いをする子もいます。特に、出かける直前に食べ物を与えたると車酔いしやすくなるので控えておきましょう。ただ、空腹も車酔いを招きやすいので、まったく与えないのではなく、軽く与えるのみにしておくのが理想です。旅行の前に車に乗せてみて、車酔いをするのかをチェックしておくのも対策のひとつです。当日はできるだけSAなどで休憩を取って、給水やトイレをさせましょう。

また、特に夏に気を付けておきたいことが熱中症です。暑い時期は数分で車内がかなり高温になり、熱中症を引き起こしやすくなります。犬は人よりも暑さに弱く、熱中症は命に危険もあります。なので、愛犬だけを車に置いて離れることは避けましょう。

宿泊施設を利用する際の持ち物と注意点

最近、ペットと一緒に泊まれる宿泊施設が増えてきているので、愛犬との旅行もしやすくなっていますね!ただ、宿泊施設を利用する場合には注意するべきことがあるので、解説しようと思います。

まず、宿泊施設に入る前にトイレは済ませておきましょう。新しい場所でも平気な子もいますが、もともと犬は新しい場所が苦手な動物です。犬は初めての場所・慣れない場所に置かれると、緊張やストレスから粗相をしてしまったり、マーキングをしてしまったりすることがあるので、出来るだけトイレは済ませておくのが良いです。また、知らない人や犬がいると興奮して吠えてしまうこともあるので、しっかりとしつけしておく必要があります。


次に、宿泊施設に入ったら、まずはフロントで利用の際の注意事項を聞くことになりますので、それを順守しましょう。共有スペースではノーリードではなく、常にリードをつけて短く持つことが大切です。

部屋に入ったら、出来るだけ汚さないように、ソファーやベッドの上には乗せないように、しつけの見直しを行いましょう。また、いつもと違う場所で過ごすのは緊張してしまうものなので、普段家で使っているベッド(クレート)やタオル(毛布)、食器、食べ物、おやつ、おもちゃなどを用意しておきましょう。


宿泊施設の中には一緒にレストランなどを利用できる場所もありますが、その際は、人の食べ物を与えたり、他の利用者に迷惑をかけないようにしましょう。レストランなどに連れていけない場合もあると思いますが、部屋に1頭だけにするのは出来るだけ避けたほうがいいです。不安から無駄吠えや粗相をしてしまう可能性があります。

1人と1頭で旅行している時は仕方がありませんが、家族やイヌ友など複数人で訪れている場合は、レストランに全員で行くのではなく、何人か部屋に残って、愛犬が不安にならないようにするのが良いです。

チェックアウト前にすること

チェックアウトする前に、汚している箇所はないか部屋の中をチェックし、汚れている場合はできる限り綺麗に掃除しておきましょう。(そのために、旅行先に軽い掃除道具を持って行くのがオススメです。)また、粗相をした際やトイレをする際に処理をするペットシーツや消臭スプレーなども忘れずに持って行くようにしましょう。

次の宿泊者が気持ちよく利用できるよう心掛けたいですね^^

しつけの見直しも大切!

トラブルなく愛犬との旅行を楽しむためには、事前にしっかりとしつけを行うことが大切です。                          

また、何かの拍子にどこかに行ってしまう危険性が全くないわけではありません。現在ではマイクロチップがありますが、マイクロチップはリードがないと読み取ることができないので、万が一のために迷子札を用意して愛犬に装着しておくと安心です。

他にも、ブラッシングやシャンプーを行い、愛犬を綺麗にしておくことも大切です。体調の確認や病気、けがの有無などをチェックしておきましょう。

愛犬に持病がある場合は、かかりつけの獣医師に遠出しても大丈夫なのか確認し、持病がない場合でも、旅行先で怪我をしてしまったり、急病に罹患してしまう事もないわけではないので、旅行先の動物病院の場所や診察時間などを事前にチェックしておくと安心ですね。

最後に

いかがでしたでしょうか。

ここで解説したように、しっかりと事前確認・準備をして、しつけを行って、愛犬と楽しい思い出を作ってくださいね!

素敵な思い出になることを願っております。


↓ ↓ 他にも、旅行の事前準備やマナーなどを知りたい方は、下記記事が参考になるのでぜひ。
持ち物チェックリストつき。 ↓ ↓
愛犬との初旅行★持ち物は何がいる?どんなマナーがある?マニュアル公開!

この記事を書いた人

おもち
・最近顔が丸くなったとよく言われる20代。
・犬が好きで好きでたまらない。
・小型犬、中型犬を飼ったことがある。次は大型犬。
・夢はマイホーム(庭つき)の多頭飼い。
・好きな食べ物はお肉とキムチ。